高知のショウガは体を温め免疫力をアップしてくれる!

毎日何気なく料理などに使っているショウガ、実は高知県が日本一の産地ということをご存知ですか。
高知県の気候や風土がショウガの栽培に適しているようです。
ショウガの収穫は10月下旬から11月下旬が一般的ですが、貯蔵することによって1年を通して食べることができます。
ショウガには貯蔵しておいて1年を通して出荷されるものと夏ごろに収穫したてを出荷する新ショウガがあります。
新ショウガは漬物にしたり、お寿司に添えるガリなどに利用されることが多いです。
ショウガはそもそもアジアで発祥し、その後アフリカやヨーロッパなどに伝わったと言われています。
今でも西アジアなどではスパイスの一つとしてとても重宝されています。
ショウガは漢方薬などの薬としても用いられるほど体に良い食材です。私は真冬に風邪をひいたかなと思うときは紅茶にはちみつとすったショウガを入れて飲んでいます。
ショウガを摂取するとそのとき体が温まるだけではなく、その温かさが持続するのです。
ショウガを食べると血液の循環が良くなり、体が温まります。発汗作用もあり、体に溜まった老廃物なども排出してくれます。
飲むだけではなく、貼ったり、塗ったりすることでも効果を感じることができます。
冬場寒さをしのぐためや、冷え性による体の痛みには湿布として貼るのもおすすめです。
先程、ショウガは漢方薬として重宝されているという話をしましたが、ショウガには抗酸化作用の強いジンゲロール、ショーガオール、ジンゲロンなどの成分が含まれています。
抗酸化作用とは細胞や血液などが酸化することを防いでくれる働きです。
ショウガには抗炎症作用、鎮痛作用などもあります。肩こり、頭痛、筋肉痛、生理痛など様々な痛みを和らげてくれます。乗り物酔いやつわりなどにも効果がああると言われています。
風邪のひきはじめや喉の痛み、咳などにもショウガは効果があります。はちみつとショウガを混ぜたものを常備しておいて、症状がひどいときは水やお湯で溶いて飲むといいでしょう。
ショウガ風呂も体が芯から温まって冷え性がつらい冬にはおすすめです。体を温めると免疫力がアップするだけではなく、代謝もアップし脂肪燃焼効果も高まります。
ショウガダイエットまであるほどですから効果が期待できますね。
ショウガには解毒作用もあり、私たちの身の回りにある体に悪いと言われている化学物質にも効果があります。排気ガスや工場汚染などが気になる地域にお住いの方は毎日食べたいですね。
気になる一日の摂取量ですがすりおろしたショウガで大さじ1杯約10ℊが適量と言われています。料理に使う場合には多めでも気にしなくていいようです。
ただし、胃腸の弱い人の場合摂取量が多いとお腹を壊すこともあります。また発汗作用があるため乾燥肌の人、肌が弱い人も要注意です。
ショウガを使ったレシピなどもたくさん紹介されていますので、一日一回はショウガを使った食事やドリンクを摂るようにしましょう。