マグロは赤身がおすすめ!宮城のまぐろでタンパク質とミネラルを摂取

日本人が大好きな食べ物といえばお寿司。中でも一番好きなネタはマグロです。
日本全国でマグロ漁が盛んですが、とくに三陸のまぐろや大間のまぐろが有名です。
今回は宮城県気仙沼のマグロにクローズアップしてみました。気仙沼のマグロは定置網漁法で捕獲されるため、小ぶりではありますが身がしっかりしていることで知られています。
旬の時期は5月から7月です。赤身の魚は体に良いということはなんとなく知られていますが、どのような健康効果が期待できるのでしょうか。
まぐろには赤身、中トロ、大トロなどがありますが、歳をとると大トロより赤みがさっぱり食べられると好まれます。
赤身は脂肪分が少ないので低カロリー、お腹に持たれることもありません。ダイエット中の人がお寿司屋に行く際にはマグロの赤身を選ぶようにしましょう。
赤身は脂肪は少ないですが、良質のたんぱく質が豊富に含まれています。タンパク質は体の土台となる骨や筋肉を作ってくれます。
髪の毛や爪なども美しくしてくれるので女性には嬉しいですね。
赤身にわずかに含まれる脂肪は不飽和脂肪酸と呼ばれる質の良い油です。悪玉コレステロールを減少させ、血液をさらさらにします。
魚の油はDHAとも呼ばれ、脳の活性化に関係あると言われています。将来的にアルツハイマーの予防にもなると研究結果もあります。
生活習慣病の予防やボケ防止にもなりますので、できればお肉よりマグロの赤身を食べることをおすすめします。
赤身には必須ミネラルである鉄分やビタミンBが豊富に含まれます。鉄分は貧血を予防してくれますし、ビタミンBはエネルギー代謝を助けてくれます。
実はマグロのあの鮮やかな赤は鉄分を多く含んでいる証なのです。
赤身には他にもセレンというミネラルが含まれています。セレンには抗酸化作用があり、細胞が酸化するのを防いでくれます。セレンはガン予防にも効果があるのではないかと言われています。
アンチエイジング効果のあるセレンは女性とっては欠かせませんね。
マグロはよくスーパーなどでパックで売られていますが、マグロを選ぶ際にはどのような点に注意するとよいのでしょうか。
まず筋目は平行に入っているものがおすすめです。鮮やかな赤色でかつ透明感のあるものを選ぶと新鮮です。鮮度が落ちてくると赤黒くなってしまうので注意してください。
マグロの栄養をそのまま摂取できるのでお刺身で食べるのがおすすめですが、飽きてしまったときには薄く切ってオリーブオイルをかけてカルパッチョにしていただきましょう。
たまには違った調理法をという人はまぐろステーキがおすすめです。
切り身またはある程度の塊のまま、フライパンまたはオーブンで焼きます。甘辛いたれをかければ、牛肉にも勝る美味しさです。
マグロが苦手というお子様にはマグロハンバーグを作ってみましょう。細かくした切ったマグロをひき肉と一緒にハンバーグにしてしまいます。
マグロは脳に効くと言われていますので、子供の学習能力をアップさせるためにも積極的に食べさせたい食材です。