高品質でおしゃれな京野菜が人気!京都に行ったらぜひご賞味あれ

京野菜という言葉を聞いたことある人は多いと思いますが、どのような野菜を指すのかいまいちぴんと来ないという人もいると思います。
京野菜とは主に京都伝統の野菜や京都ブランドの野菜のことを指すのですが、その定義はあいまいです。
京野菜の定義を見てみると京都の雰囲気を醸し出す野菜と書かれています。確かに京野菜は通常私たちがスーパーで目にする野菜に比べると上品で繊細、おしゃれなイメージがあります。
京野菜のほとんどが京都府内で作られていますが、ユリ根などの例外もあるようです。
京野菜は改良が重ねられ、通常の野菜よりもビタミンやミネラルが多く含まれることがあります。ただし、普通の野菜よりも生産量が少なく、規格外のものもあり、その分割高になっています。
京都では府をあげて京野菜の普及に力を入れていて、京野菜検定や京野菜の日などを設けるなど京野菜の知名度を上げるためのイベントも行われています。
京都を訪れる女性客の多くはおしゃれでヘルシーな京野菜をいただくのを楽しみにしています。
おもな京野菜には里芋、大根、ユリ根、唐辛子、茄子、かぼちゃ、蕪などがあります。
京野菜として良く知られているのは辛味大根です。見かけは太くて短いので大根というよりは蕪に似ています。一般的な大根に比べると辛味が強いのが特徴です。
また密度が高く水分が少ないので、大根おろしとして食されることが多いのです。
大根おろしにはタンパク質や脂肪の消化を助ける働きがあります。殺菌作用、解毒作用などもあり、昔から魚と一緒に食されています。
大根は喉にも良いと言われています。
聖護院蕪も京野菜に指定されています。聖護院蕪は日本最大の蕪で千枚漬けなどに利用されます。かぶら蒸しやなますにすることもあります。
蕪にも大根同様、消化を助ける働きがあります。また冷えを防止する効果がありますので、冬は味噌汁など蕪を使った温かな料理がおすすめです。
賀茂なすも京野菜の一つです。賀茂なすは通常の茄子よりも丸く大きく肉厚なのが特徴です。京野菜の中でもとくに人気が高く、毎年出荷量を増やしています。
茄子の健康効果ですが、茄子はその他の野菜に比べるとビタミンが少なく、カルシウムや鉄分を比較的多く含みます。
ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含み、抗酸化作用や目の健康を保つ働きがあります。茄子は体を冷やす野菜なので、体調が良くない時には避けた方がよいでしょう。
皮ごと焼いて焼きなすにしてβカロテンやポリフェノールをたっぷり摂取しましょう。
最後は鹿ケ谷カボチャです。ヒョウタンのような形が特徴で、そぼろあんかけやてんぷらなどに調理されます。
かぼちゃは優秀な緑黄色野菜でβカロチン、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含みます。風邪の予防、体力の回復、貧血予防など沢山の効能がありますので積極的に食べたい食品です。
まだまだ他にも京野菜に指定されている野菜がありますので、ぜひチェックしてみてください。