ビタミンとカルシウムの量が半端ない!埼玉県の小松菜がすごい!

沢山の野菜の中でもとくに栄養価が高いと言われているのが小松菜です。
小松菜はもともと東京江戸川区の小松川で栽培されていたので小松菜と呼ばれるようになったと言われていますが、現在では全国で小松菜が栽培されています。
今回は埼玉県の小松菜にスポットを当ててみました。埼玉県では小松菜以外にもねぎやかぶ、ほうれん草などの栽培にも力を入れています。
小松菜は誰でも食べたことがあると思いますが、ほうれん草などに比べて青臭さがなく、アクが少ないのが特徴です。
家庭でも育てやすいので家庭菜園で小松菜を育てている人も多いと思います。
小松菜の健康効果、美容効果について調べてみたのですが、その栄養価の高さには驚かされました。おそらく野菜の中でもトップクラスです。
小松菜といえば、まず代表される栄養素はカルシウム。カルシウムは骨や歯などを強くしてくれます。女性がなりやすい骨粗しょう症の予防にもなります。
小松菜100gには約170㎎ものカルシウムが含まれています。カルシウムは骨にいいだけではなく。イライラなどの解消にも一役買っています。
小松菜のもう一つの主な成分といえば鉄分。小松菜100gにはは約2.8gの鉄分が含まれています。
鉄分が不足すると貧血になりやすいので、女性、とくに妊娠中の女性には積極的に食べてほしい食材です。妊娠中に胎児に良い影響をもたらすとされる葉酸も含まれていますよ。
小松菜にはビタミンCも多く含まれます。ビタミンCは鉄分の吸収を高めるだけではなく、細胞を修復する働きがあり、美肌効果もあります。
小松菜にはβカロチンやビタミンEなども含まれ、髪や皮膚にハリを持たせ、アンチエイジング効果、目の健康を保つ効果もあります。
カリウムも多く含まれますので、水分や老廃物を排出し、高血圧やむくみを予防してくれます。
そして、今回私が初めて知ったのが「イソチオシアネート」の存在です。「イソチオシアネート」とはなんなのでしょうか。
イソチオシアネートはそもそもアブラナ科の野菜に含まれる辛みの成分で、抗酸化作用が高く、近年はガンの予防にもなると研究が進められています。
イソチオシアネートには殺菌作用もありますので、免疫力アップも期待できます。
小松菜を使ったレシピを検索するといろいろ出てくるのですが、小松菜のビタミンCは壊れやすいので加熱しすぎないように注意しましょう。
とくにイソチオシアネートは熱に弱いのでできればバナナやリンゴなどのフルーツと一緒にスムージーにして飲むことをおすすめします。
最近はスムージーがブームなので、ジューサーを使って手軽に作ることができます。イソチオシアネートをもっと摂取したいなら小松菜のお漬物を作りましょう。
冷蔵庫で保存することができますし、塩で付け込むことでイソチオシアネートが出やすなります。
様々なレシピに活用できる小松菜は冬の野菜ですが最近は通年出回っていますので積極的に食べましょうね。