静岡県といえばお茶!カテキン効果で体も元気!

お茶といえば日本が誇る食品の一つですが、その健康効果は脅威的です。
お茶の効能はこれまで沢山の情報番組などで取り上げられてきたので、多くの人がお茶は体に良いということをご存知だと思います。
国内のお茶の産地といえばもちろん静岡。ブランド茶としての地位を確立しています。
静岡県内でも地域によってお茶の種類が異なり、本山茶、川根茶、掛川茶などは高級茶としてとても人気が高いのです。
静岡県内ではお茶の生産だけではなく、お茶に関わる様々な製品が製造され、イベントが行われています。
お茶を使ったお菓子、化粧品、抗菌剤をはじめ、お茶の祭典や工場見学、おしゃれな茶器やお茶のカフェなども多くあります。
お茶がこれだけ多くの人を魅了するのはその美味しさだけではなく、その健康効果や美容効果にあります。
まずお茶の健康効果の筆頭に挙げられるのはカテキンと呼ばれる渋みの原因となるポリフェノールの一種です。
お茶にはエピカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレートなどが含まれています。
カテキンはその他の食品にも含まれますが、お茶は製造過程でカテキンが壊れにくいのが特徴です。また含有量はお茶の種類や成長、箇所によって違ってきます。
カテキンには悪玉コレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化を予防してくれます。お茶はコレステロールの吸収を抑える作用があり、一日3回のお茶を飲むことを約1カ月~2カ月続けることで効果が現れます。
お茶には脂肪吸収を抑えるダイエット効果もあります。実際にダイエット効果をうりにしている緑茶も販売されているほどです。これは研究結果でも証明されていますので、脂肪が気になる人は毎食後飲み続けるといいかもしれません。
そして、何よりも衝撃的なのは静岡県民のガン死亡率が他県に比べて低いことです。カテキンは活性酸素を除去してくれる抗酸化作用があります。
細胞が老化することでガン細胞に変わりやすくなります。細胞を酸化させないカテキンはガン予防としてとても効果的です。今はまだ研究段階ですが近い将来お茶の成分がガン予防に役立つ日が来るでしょう。
同じく抗酸化作用を持つβカロチンやビタミンE、ビタミンC、サポニンも多く含まれていますので、細胞や血液の老化、酸化を防ぐためにお茶は欠かせませんね。
そしてお茶のもう一つの成分といえばカフェイン。カフェインには覚せい作用や利尿作用があります。勉強に集中したいとき、運動で活躍したいときなどにカフェインは効果があると言われています。
カフェインはとくに若い葉に多く含まれるので玉露などがおすすめです。
お茶は抗菌作用、抗ウィルス作用も強く、虫歯菌やO157などの細菌にも効果を発揮します。お茶でうがいをするといいと言われるのはこのためです。
他にも脂肪や糖、タンパク質の代謝と関係のあるテアニンやアルギニンなどのアミノ酸が含まれます。体の様々な働きに補助的な役割を果たすミネラルも豊富に含まれていますし、クロロフィルはニキビの改善に効果があるそうです。
こんなに健康効果に優れた食品が身近にあるのにお茶を飲まないなんてもったいないと思いませんか。これからはコーヒーやジュースの代わりに積極的にお茶を飲みましょう。